茨城といえば納豆(なっとう→710)。
そんな知名度のある縁起のいい日、7月10日。

その日は、大子町に新しいスポットが生まれた日にもなった。

その名は《まちのこベースだいご》

コンセプトは「まちの中の秘密基地」で、
子ども・若者子・育て世代の居場所を謳っている。

運営するまちのこ団の代表に迫った(意:記事を書いた)。

――ここを利用する人たちが育てていく、そんな居場所になってほしい。


まちのこ団といえば「子ども」「あそび」というイメージが強いと思うが、
団にとってこの場所は、子どもだけでなく、若者や子育て世代にとっても居心地のいい場所になってほしいようだ。


その背景には、まちのこ団の取組んでいる地域の「間(ま)」の復活がある。
「間」とは、「時間」「空間」「仲間」「手間」「隙間」…という現代人が失いがちな、人生を豊かにするために欠かせない要素のこと。(「時間」「空間」「仲間」を取って3間”サンマ”といわれていたりもする)


――経済偏重、効率重視、合理化などが良しとされている社会構造において、
意味のあるように見えないこと、無駄が多いことそしてあそぶことは今の言葉でいうと「不要不急」となりがちなんじゃないかなと。


でも、このコロナ禍でみなさんも薄々違和感を覚えてきているかもしれませんが、
「不要不急」という急を要さないもの以外を否定することを容易にする言葉。そこで思考停止する言葉のような気がしています。

ぼくたちはあえて、提供側として、
完璧に用意し、サービスをすることを良しとせず、
知ってくれた人、興味を持ってくれた人、遊びに来てくれた人が、
プレイバス(移動式あそび場)に、まちのこベースに、まちのこ団に、
自分なりの関わり方ができる「関わり代」を設けています(つもりです)。(正直、実力的にできないことも多いですが笑)

DIY作業の様子。地域の方々の助けもたくさんいただきました。感謝です!


でもそれって、人間が完璧でないように、まちが完璧でないように、この世がイーハトーヴでないように、ごく自然なことなんだと思います。


そういう意味で、この「まちのこベースだいご」は自分なりの場として活用できる、
そのサポートができる場所でありたいと思っています。

P.S.
ここまで来るのに場所をお貸しいただいている小泉さん始め、商店街の方、町の方、仲間たちなどに物心ともにたくさん手助け頂いてきました。
この場を借りて改めて感謝を申し上げます。

本当にありがとうございます。
そしてこれからもどうぞ宜しくお願い致します。

〔取材、文章:団長(本人)〕

*まちのこベースだいごの開設日は不定期なので、
まちのこ団の公式Facebookページや公式instagram@machinoko.jcなどからチェックしてみてくださいね!

団長からは以上です!




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